人の電話のとり方をバカにしないこと
皆さんも身近でこんなこと起きているのではないでしょうか。今回は人の噂は差別を生むキッカケになりうるというお話です。
ある日、私たちの会社に一本の電話がありました。
その電話は協力会社からで、それを受けたのは事務の方。あいにく担当が不在で相手からは折り返しの伝言を頼まれました。
その伝言を伝える相手は普段から別のオフィスでも仕事をしていることも多いため、電話をして受けた方は用件を伝えるべくそこへ電話をかけます。
たまたま電話に出たが最後
そしてその別のオフィスにも電話を受ける方がいるのですが、伝言先で電話を出た人は新人で電話をかけてきた会社の名前を知らず英語の会社名ということもあり言葉だけではなかなか理解できない様子でした。
そこで何度も復唱し、やっと用件を伝え電話を切ったこちらの事務の方は隣にいる仲間内でその情報を共有します。
今電話して出た人がこんな対応だったよ、と笑い話で話し、それをみんなでおかしいねと笑っていました。
でもここで冷静に考えてみると、初めて聞く名前、しかも普段聞きなれない英語の名前、理解できないことは仕方がないですし結果伝わったのであれば問題ないはずです。
この話を悪意はなくとも周りに話してしまうことによりその方は「おかしな人」としてレッテルが貼られてしまいます。
言われてる本人も自分が同じ立場で一生懸命理解しようとしているのに笑われたら腹がたつはずなんですが。。。
影で言っても、面白ネタは事あるごとに話され、いずれ広がります。いずれは一つの小さなミスをした場合でもこのことが蒸し返され、本人の不当な評価につながることだってあるのです。
ヘラヘラして良い内容じゃないんだよ
悪意がないからこそこういったことはよくあり、その都度積極的に注意しないと直らないし、それを見た新人は真似をします。
分からなければ教えてあげる。
この簡単なことができない人が多いこと。
些細なことからレッテルを貼られ、せっかくの長所も伸ばすことなく腐っていく人もいます。
これは会社の指導不足によるもので会社の能力不足であることを自覚するべきでしょう。
笑顔は常に人を幸せにするものとは限りません。
同調すればその場の小さな輪の中では円滑に進むかもしれませんが会社単位の大きな輪で見ると綻びを作り出すキッカケにもなるのです。
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